雪原疾走。
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まだ暗い一面の早朝の雪原。
白い幻想の中を衝いて疾走するブルートレイン。
「静」なる冬景色に一筋のヘッドライト、そして巻き上げる雪煙が車両の「息吹き」に見えて頼もしく思えた。
遥かな旅路を、日本の四季を駆け抜けるブルートレインは本当に魅力的な存在だった。
とりわけ寒さ険しい北陸〜東北を結んだ「日本海」は「冬のブルートレイン」の代表格。
ヘッドマークすら覆い隠す氷雪に負けず走る機関車、後に続く蒼い客車は北陸路のエースだった。
2013年の年始の臨時運行を最後に残念ながら姿を消してしまったが、記憶の中に雄姿は永遠に…。
アルバム: La memoire du TRAIN BLEU
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